こんにちは!SOLO IELTS TOEFLのルークです!
今回の記事では「TOEFL iBTのリスニングセクションの実際の問題」を紹介しいます。
「TOEFLがどんなレベルなのか試しに解いてみたい…」「いったい自分がどれくらいスコアを取れるのか知りたい!」
そんな方には特にオススメの内容です。
ぜひ、腕試しとして解いてみてくださいね。どれくらいスコアが取れたか、コメントやLINEで教えてくれると嬉しいです!
それでは、やっていきましょう。
目次:
TOEFLリスニングセクションの例題
例題を解く前の基礎知識
TOEFLの例題を解く前に、基礎知識としてリスクニングセクションの概要を理解しておきましょう。
覚えておくポイントとして「2019年8月からテスト形式が変更」された点があります。
リスクニングセクションの内容も変わっているので注意しましょう!
ちなみに以下が2019年8月「以前」の形式の概要です:
2019年8月以前のリスニング形式
- レクチャー形式:4-6 題(各6問)
- 対話形式:2-3題(各5問)
- 試験時間:60-90分
- 回答時間:約35秒 / 1問
そして、以下が2019年8月以降のバージョンです:
2019年8月以降のリスニング形式
- レクチャー数:3-4題(各6問)
- 対話形式;2-3題(各5問)
- 試験時間:41-57分
- 回答時間:約35秒 / 1問
つまり問題数が減って、試験時間が短くなったということです!
問題内容に関しては、大きな変更点は公表されていません。リスニング対策の勉強は、従来の公式問題集を用いても大丈夫でしょう。
それでは概要を理解したところで、実践問題にうつります。
TOEFLリスニング実践問題:会話形式
リスニング音源
Q.1 What is the conversation mainly about?
A. A lesson Matthew prepared for his students
B. A class Matthew has been observing
C. A term paper that Matthew has written
D. A problem in Matthew’s classroom
Q.2 What is Matthew’s opinion about observing Mr.Grabell’s third-grade class?
A. It will help him become a more effective teacher
B. It could help improve his study habits
C. It has improved his public speaking skills
D. It may be the most difficult assignment he has had
Q.3 Why does Matthew mention Greek and Roman mythology?
A. To identify a topic frequently discussed in third grade
B. To get the professor’s opinion about a lesson he taught
C. To make a suggestion to improve the class he is taking
D. To illustrate a technique used to teach a third-grade class
Q4. What important skills did Mr.Grabell introduce to his third-grade class? Choose 3 answers.
A. Reviewing other student’s reports
B. Using books in the library
C. Interviewing their classmates
D. Speaking in public
E. Writing reports
Q.5 What will Matthew probably do in next Wednesday’s class?
A. Had in his assignment early
B. Try to start a study group
C. Make a presentation to the class
D. Choose a topic for his paper
TOEFLリスニング実践問題:レクチャー形式
リスニング音源
Q.6 What is the talk mainly about?
A. The practical uses of gravitropism
B. The difference between tropisms
C. The response of plants to gravity
D. The environmental impact of tropisms
Q.7 Which of the following does the professor cite as stimuli in various tropisms? Choose 3 answers.
A. Water
B. Hormones
C. Heat
D. Gravity
E. Sunlight
Q.8 According to the professor, what is the first step in gravitropism?
A. A plant distributes hormones
B. A seed is planted in the ground
C. A plant is turned on its side
D. A plant senses a source of gravity
Q.9 What does the professor say about caps?
A. They are hormone used in gravitropism
B. Their role in gravitropism is still a mystery
C. They play an important role in gravitropism
D. They often block the effects of gravitropism
Q.10 Why does the professor suggest that students set a houseplant on its side?
A. To emphasize the role that sunlight plays in gravitropism
B. To illustrate the effect that gravitropism can have on humans
C. To encourage the students to observe the effects of gravitropism
D. To entertain the students by making a joke about a concept in the lecture
Q.11 Listen again to part of the lecture. Then answer the question. Why does the professor say this:
A. To explain the concept of gravitropism
B. To cast doubt on a common assumption
C. To invite the class to share their personal experiences
D. To question a scientific theory that is no longer popular
リスニング例題の解答と解説
リスニング例題の解答
- B
- A
- D
- B / D / E
- C
- C
- A / D / E
- D
- C
- C
- A
リスニングを勉強するときのポイント
さて、例題はどうでしたか?
今回は「対話形式」と「レクチャー形式」の2つを実践してみました。どちらも大学のキャンパス内で起こりうるリアルな会話でしたね。
さて、問題を解き終えてからが本格的にリスニングの勉強の始まりです。
リスニングに限らず、全ての勉強は「復習の密度」で学習定着率が変わります。
復習からが本当の勉強が始まるという感覚を持ちましょう!
復習の時は以下の4つのポイントを重点的に勉強します:
- ポイント1:選択肢内で分からない単語と意味
- ポイント2:自信を持って答えられなかった問題
- ポイント3:間違えた問題
- ポイント4:トランスクリプト内の分からない表現
出来なかった部分にだけ焦点を当てて学習する。全て理解できた段階ですぐに次の問題を同じように勉強する。
このプロセスを、できるだけ早く繰り返すことが効果的です!
選択肢内で分からない単語と意味
「選択肢に出てくる単語と英語表現」の理解は必須です。
なぜなら選択肢を正しく理解できなければ、リスニングができても回答できないからです。
改めて選択肢を見直して、精読してみましょう。
少しでも意味が理解できない部分があれば、先生などに教えてもらうと良いです。
自信を持って答えられなかった問題
「多分これかな…?」
と、思って回答したものが正解していた、という場合も必ず復習するようにしましょう。
オススメは、少しでも迷った問題があったときに、チェックマークをつけておくことです。マークをつけておくことで、後で復習するときに役立ちます。
「他人に教える事ができるレベル」まで理解できることが理想です。
間違えた問題
間違えた問題は必ず復習しましょう。
この時に、「なぜ自分はこの間違った選択肢を選んだのか」を正しく振り返ると学習効果が高いです。
回答時にメモを書くなどして、自分が選択肢を選ぶ「決め手」と感じたポイントを残しておくと復習の効果が高まります。
「何となく」で問題を選んでる限り、一向にスコアは伸びないんですよね。
リスニングはメモを取る必要はない
TOEFLのリスニングはメモを取る必要はありません。理由は以下の通りです:
- 理由1:メモを取っても正答率が上がらない
- 理由2:メモを書いていると内容が頭に残らない
以上です。
なぜならスピーキングのように、リスニング内容を思い出して話すという作業がリスニングにはありません。
リスニングは、選択肢をみた時にある程度の内容を思い出す事ができます。その時に重要なことはメモではなく、対話とレクチャーの「要点」と「ストーリー」を理解することです。
つまりメモという点を理解するのではなく、線を理解するというイメージがリスニングでは重要です。
最後に
リスニングは発音と語彙力を中心に勉強しよう
リスニングを伸ばす鍵は2つだけです。それは「発音」と「語彙力」です。
- 発音:英語を聴き取る能力が上がる
- 語彙力:聴き取れた英語の意味を理解できるようになる
英語を聴き取れて、意味が理解できれば、リスニングの対策は万全ですよね。
しかし残念なことに、リスニングの勉強として聞き流しだけをしている人はたくさんいます。
英語に限らず言語は音声を理解する事が最重要です。
中国語を学ぶ時に「ピン・イン」を学習しない人はいないのに、英語は発音を学習しない人がたくさんいます。
今回の例題で、正答率が8割以下だった場合 、確実に「発音」か「語彙力」のどちらか、または両方に問題があります。
自分のリスニングができない原因を、正しく分析してみることが重要かもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
TOEFLのことで何かお悩みがあれば、お気軽にご連絡ください!